東電が「安全改革プラン」進捗を報告(全文1)1、2号機の排気筒解体に着手
廃炉資料館に2万人が入館
対話力のところでございます。こちらのほう、先ほど申し上げた通報のファックスのこともございますけれども、一番下の段ご覧いただきますと、2018年の11月30日に開館した、いわゆる廃炉資料館というところが5月21日段階で2万人に到達して、今後、やはりこの施設はどんどんたくさんの方々に見ていただきながら情報を発信する、あるいは3.11当時の状況をよく見ていただけるという意味では、しっかり活用してまいりたいというふうに思ってございます。 それから右のところ、原子力技術の向上のための取り組みでございます。こちらのほうも3項目ほど書いてございますが、一番下のところ、運転部門では、というところでございます。やはり私ども、3.11から数えても8年半運転をしてない状況でございますので、やはり運転員の教育というのが大変大切になってございます。そこで、われわれとしては運転を再開しているPWRの電力さんにお願いをして、実機体感研修ということを実施して、これは同じ欄の右側の写真ご覧いただきますと、伊方原子力で実機体験をさせていただいてる写真を見せてございますけれども、伊方に人を派遣して運転している発電所、原子力発電所の臨場感のある中での研修ということを実施している、トライしているところでございます。 こういった機会などを通じまして、運転員が再び運転するために必要な技術、技能の習得と、あるいは磨き上げというんですかね。そういったところを取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。 あとはKPIの実績ということで、安全意識、対話力、技術力の総合指標の数値を載せてございます。 簡単ではございますが、私からは以上でございます。一連、われわれの取り組みというのは終わりはございませんけれども、こういった形の継続的な改善というのを続けてまいりたいというふうに思ってございます。私からは以上でございます。 司会:それでは質疑応答とさせていただきたいと思います。今回のプログレス会見から、今年の7月に青森事業本部設置させていただいてございますので、5元中継という形で東京会場、福島会場、新潟会場、柏崎刈羽会場、青森会場、5カ所でご質問をお受けしたいと思います。会場、非常に多くなりましたので、大変恐縮ですけれども、ご質問は簡潔に、お1人さま数問程度でお願いできればと思います。よろしくお願いいたします。 まずは東京会場よりご質問をお受けしたいと思います。ご質問がある方は挙手の上、ご所属とお名前をお願いいたします。それではどうぞ。 【書き起こし】東電が「安全改革プラン」進捗を報告 全文2に続く