古賀オール、新体制方針策定 世界で勝てる供給網構築
鉄鋼商社の古賀オール(本社=東京都中央区、古畑勝茂社長)は9月1日付で始動した古畑輝英取締役副社長をCEO(最高経営責任者)とする新体制の経営方針を策定した。第一に「日本の素材を使用する日本の製造業がグローバル競争に勝てる供給網を築いていくため、あらゆることに取り組む」(古畑CEO)ことを掲げ、地球環境問題に対しては「産業界で最もCO2を排出している鉄鋼業の責務に加え、経済安保時代のリスクに向き合いつつ、国益を守る上で、日本の鉄鋼メーカーを全力で応援することにより、カーボンニュートラルを実現していきたい」(同)との方向性を示した。