1館から100館に!『侍タイムスリッパー』1人11役以上の安田淳一監督「涙腺が緩みます」と感無量
本作は、カナダのモントリオールで行われた第28回ファンタジア国際映画祭(2024)で最優秀アジア長編映画賞の観客賞金賞を受賞するなど、海外でも評価が高い。今後もスペインのシッチェス映画祭などへの出品が決定している。
ファンタジア国際映画祭に訪れた安田監督は「痩せた車いすの女性が『わたしはいま人生でハードな時を過ごしていますが、この映画を観て明日から頑張ろうと思ったんです』と泣きながら握手してくれたとき、この映画を作って良かったなと思いました」というエピソードを明かすと「今回大きな器を用意していただきました。これからたくさんの方に、劇場に足を運んでもらわないとあかんなと覚悟を新たにしています。引き続き応援よろしくお願いします」と客席に呼びかけた。(磯部正和)