荻窪に新たなカレーの注目店が誕生! スパイスカレー仕立てのインドネシア料理店が沖縄からやってきた
テレビやWEBメディアで大人気の“カレーおじさん \(^o^)/”に今週食べたカレー&スパイス料理の中からイチオシを教えてもらう企画。今回は、カレー激戦の地荻窪に新たに誕生した、沖縄発のインドネシア料理店「ワルンルンパ 荻窪店」を紹介します。
【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレーとスパイス】「ワルンルンパ 荻窪店」
カレーの大人気店や行列店が複数存在している荻窪にまた新たなカレーのお店ができました。このカレーが非常に興味深い形で、インドネシア料理をスパイスカレー仕立てで作ったというもの。しかも作っているのはインドネシア人。さらにこのお店は沖縄から移転してきたのだそうです。店名は「ワルンルンパ 荻窪店」。
荻窪店とつくのは、4月から沖縄でもお店を再開する予定であり、その前に荻窪でスタートしたということもあるからでしょう。
店内はおしゃれで落ち着いた雰囲気のカウンター席。1人か少人数で行くのに良さそうです。
店名を冠した「ワルンカレー」1,500円は、選べる2種のカレーと、他に副菜がつく形。牛すじカレーとエビ出汁カレーをセレクトして注文しました。
「サンバルはつけますか?」と聞かれたので「是非!」と。南インドのサンバルは野菜カレーですが、インドネシアのサンバルは辛味ペーストのこと。実は英字表記すると南インドのサンバルは「sambar」なのに対してインドネシアのサンバルは「sambal」となり、綴りが違うのですがこちらのサンバルは当然sambal、つまり辛味ペーストのことです。
提供されたワンプレートはまさにスパイスカレー的なルックス。まずは牛すじカレーを食べてみるとこれはインドネシア料理のルンダンを元にしたもの。ココナッツミルクの甘みと牛すじのうまみがスパイスと調和しており、ご飯にもよく合うカレーに仕上がっています。
エビ出汁カレーはインドネシア料理のスプイカンを元にカレーに仕立てたもので、エビのうまみが凝縮した出汁カレーとなっていてとても楽しいです。
牛すじカレーはインドネシア料理により近く、エビ出汁カレーはスパイスカレーにより近いという着地点の違いも興味深いです。