陸上部の息子からせがまれた「ナイキ」のランニングシューズが「3万円」を超えていました…。何年ほどもつものなのでしょうか?
子どもの部活の種類によっては、道具の購入や合宿などでさまざまな費用が発生します。 例えば陸上部の場合では、ランニングシューズが必要です。よい記録を残せるように優れた性能をもつシューズを購入してあげたいと考える一方で、3万円となると、価格の高さに悩む人もいるでしょう。 そこで本記事では、ランニングシューズの寿命を紹介するとともに、かかる費用や寿命を判断するポイントなどもお伝えします。 ランニングシューズを安く購入するためのコツも紹介しますので、なるべく費用を抑えたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
一般的なランニングシューズの寿命
使い方によって差はありますが、ランニングシューズの寿命はおおよそ500~700kmといわれています。つまり、1ヶ月で約100km走っている人ならば、5~7ヶ月ほどでランニングシューズを買い替えるのがよいでしょう。
ランニングシューズにかかる費用
ランニングシューズの寿命から考えると、1ヶ月に約100km走っている人は、およそ半年に1回ランニングシューズを買い替える計算になります。3万円のナイキのシューズを使い続ける場合、1年間で約6万円、3年間で約18万円、6年間で約36万円の費用がかかりますので、決して安い価格ではないといえるでしょう。
ランニングシューズの寿命を判断するポイント
走行距離以外でランニングシューズの寿命を判断するポイントは、以下の4つです。 ・購入した日から経過した年月 ・ソールの剝がれ具合 ・アッパーの破れ具合 ・インソールの劣化具合 ランニングシューズは、例え未使用であっても年月が経過すれば劣化していくといわれています。そのため製造から2、3年たっているランニングシューズは、劣化している可能性があるでしょう。購入してから期間をあけて使用する際は、履く前に一度ランニングシューズの状態を確認することをおすすめします。 また地面に直接触れるアウトソール部分は、使用するほど擦れていきます。地面から足に伝わる衝撃が吸収しきれなくなると、足への負担が大きくなってしまいます。アッパーも長く履き続けていると破れてきてしまうケースが考えられます。 インソールの劣化もそのままにしておくと、走るときのフォームバランスに悪影響を及ぼす可能性があります。そのためそれぞれの箇所に劣化がみられる場合は、買い替えを検討しましょう。