アーセナルOB、ギェケレシュにアーセナル移籍を提案 今季は公式戦“18”試合で“23”ゴール
アーセナルOBで元スウェーデン代表MFのアンデシュ・リンパル氏が、スポルティングに所属するスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュにアーセナルに移籍するよう提案した。イギリス紙『スタンダード』が伝えている。 【動画|ハイライト】ギェケレシュが驚異の4ゴール! スウェーデン×アゼルバイジャン UEFAネーションズリーグ|リーグCグループ1 第6節|24/25 ギェケレシュは今シーズン、公式戦18試合に出場して23ゴール4アシストという驚異的なスタッツを残している。そのうちリーグ戦では11試合で16ゴール、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)4試合で5ゴールだ。 ギェケレシュの去就は、今夏の移籍市場でも注目を集めていた。最終的にはスポルティングに残留したが、今もアーセナルやリヴァプールなどのクラブが同選手を注視しているという。 ギェケレシュはブロマポイカルナ(スウェーデン1部)の下部組織に所属していたことがあり、リンパル氏が同選手を指導していた。同氏は当時についてこう語った。 「私はギェケレシュを個人的によく知っている。彼がブロマポイカルナに所属していたころ、私は彼とルドビク・アウグスティンソンの指導者のような存在だった。だから、彼とはプロとしての生活についてたくさん話したよ」 「彼は多くのゴールを決めているし、とてもハードワークするFWだ。もしアーセナルが彼を獲得することになれば、彼は間違いなく私に電話してくるだろう。アーセナルで彼がプレーする姿を見ることになったら、クレイジーだね」 リンパル氏はまた、ギェケレシュが持つ決定力以外の長所を語った。 「彼はとにかく狂ったように走る。ヴィクトルは調子が悪いときも走り、彼なりのやり方で試合に臨む。他のFWは調子が悪いと、あまり走らずにエネルギーを温存するが、ヴィクトルは決してエネルギーを温存したりしない。少し調子が上がらないときも走って試合に食いこんでくる。だからうまくいっているんだ」 これまで多くの選手がプレミアリーグのクラブに移籍してきた。なかにはプレミアリーグに適応できず、他のリーグに移籍する選手も少なくはない。しかしリンパル氏は、プレミアリーグでもギェケレシュが活躍すると予想した。 「プレミアリーグはポルトガルリーグよりもレベルが高いが、彼はCLでマンチェスター・シティ相手にハットトリックを決めた。イングランドでも得点できる能力は十分にある」 ギェケレシュは、2021-22シーズンと2022-23シーズンの2年間、チャンピオンシップ(イングランド2部)のコヴェントリー・シティに所属していた。2022-23シーズンにはリーグ戦46試合に出場し、21ゴール10アシストという成績を残した。 「彼はコヴェントリー・シティでプレーして得点も決めている。イングランド人のメンタリティはよく知っている。彼が進む次のステップはプレミアリーグだろう。どのクラブでプレーするかは、彼が自由に選べるはずだ」
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