近年のレアルとの力関係を逆転させたラミン・ヤマル 406億円のオファー受けるもバルセロナは検討することなく即座に拒否
現状メッシに最も近い男なのかもしれない
ハンジ・フリックが監督に就任した24-25シーズンは開幕から素晴らしい戦績を残しているバルセロナ。最大のライバルであるレアル・マドリードとのエル・クラシコでは4-0で白い巨人を下し、リーグ戦では勝ち点33を積み上げ、首位を走っている。 [動画]バルサが生んだ若き天才!ユーロに続きクラシコでも主役の座へ! そんなバルセロナの中心にいるのが、17歳のラミン・ヤマルだ。昨季頭角を現したレフティは試合を経るごとにその存在感を増し、最も欠かせない選手としてチームを支えている。 バルセロナでアドバイザーを務めるエンリク・マシプ氏は『El Chiringuito』で今年の6月にあるクラブからヤマルを獲得したいと、2億5000万ユーロ、日本円にして約406億円の巨額オファーを受けたことを明かしている。 クラブ名は明かされていないものの、そのオファーからフランスから来たようで、ルイス・エンリケ監督率いるパリ・サンジェルマンが送り主だと予想できるが、同クラブは『L'Équipe』でそのことについて否定している。オファーを受けたとされるバルセロナはそれを検討することなく、即座に拒否したようだ。 今季最初のクラシコでレアルを破ったバルサだが、近年の力関係でいえばレアルが上を行っていた。ルカ・モドリッチをはじめとするベテラン勢とヴィニシウス・ジュニオールら若手をカルロ・アンチェロッティ監督がうまく融合させたチームは非常に強力で、昨季はリーグとCLを制し2冠を達成している。 しかし、今季はカンテラ出身の若手が存在感を示すバルサがその力関係を逆転させた。その中心にいるのがヤマルであり、スペイン代表では同僚で、2024年度のバロンドールを獲得したロドリは将来的にヤマルがバロンドールを受賞するだろうと太鼓判を押している。
構成/ザ・ワールド編集部