着物買い取り金額に不満は34% トイントがアンケート調査、高価査定には保存状態が重要
着物情報サイト「monono(ものの)」の運営会社トイント(京都市)は、着物買い取り業者と取引した経験がある人を対象に実施した「着物買い取りに関するアンケート」結果を発表した。それによると「着物の買い取り金額に満足していない人」は34%に上った、という。 また、着物買い取りの取引をして「がっかりした理由」の設問でも「買い取り額が希望額に満たなかった」が最も多かった。 そのほか、これから着物買い取り業者と取引しようとする人への「アドバイス」の設問では、「きれいな状態で売る。保存状態が価格に影響する」「相見積もりはすべき」などの回答があった。これらの助言を踏まえ、トイントは「着物の保存状態は重要。保管の仕方で値段は変わる」と指摘している。 アンケートは9月18~27日、着物買い取り業者と取引した経験がある20~70歳代の男女67人(男30人、女37人)を対象にインターネットで実施した。