ディーラー元営業マンが「自分の車には絶対につけないオプション」5選
車には、機能や見た目を良くするためにオプションパーツが多数用意されています。特に新車を買う時の楽しみとして、カタログを見て決めるという読者の方もいらっしゃるかもしれません。が、数あるオプションの中で、車を販売している営業マンや整備士といったスタッフが選ばないオプション、というのも多数存在しています。ここではどのようなオプションを選ばないのか紹介します。
選ばないオプション1 コーティング
「車を買ったら必ずコーティング」と言われるほど購入者の多い商品ですが、内部事情を知ってしまうとオプションで選びにくくなります。一部のディーラーでは、コーティングは専門業車に外注せずに内部スタッフが施工することもあります。ただコーティングの液剤を塗ればいいだけなので、外注費用を浮かすために行うためです。 コーティング費用の大半は工賃なので、その費用を浮かせることで利益につながるのです。ちなみにコーティングをかけるのは整備士が多いのですが、新人メカニックがすることもあるので施工レベルにムラがあります。当たりを引くかハズレを引くかはあなた次第……といったものです。
選ばないオプション2 フロアマット
車のマットは購入時に付けるもの、という先入観があるかもしれません。車種によっては5万円から10万円にもなる高級カーペット。冷静に考えてみると勿体無いと思いませんか? 実はオプションの半額以下で社外品マットを買うこともできるため、車を頻繁に買い替えなければならない営業マンにとってはオプションのマットほど無駄の極み。なので営業マンが乗る車には安価な社外品マットが選ばれるのです。
選ばないオプション3 走行中にカーナビ操作
走行中に助手席の人が操作ができるようにするキット、買われたことがある読者の方も多いはずです。カーナビの種類にもよりますが、工賃含めて数万円もするキットを買わなくても数百円もあれば操作ができるようになるのです。 カーナビのメカニズムや電気関係の知識があればDIYでできるこの作業。車に常に触れている営業マンなら朝飯前の簡単な作業なのです。なので営業マンは自分の車は安価に済むように作業をし、顧客にはキットを販売するということもよくあるのです。