小中学生と保護者に美術館を無料開放。サントリー美術館「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」が8月6日開催
展覧会の鑑賞や対話型鑑賞やツアープログラム、工作ワークショップなど多彩なプログラムを楽しむことができる
サントリー美術館で、8月6日に夏休み特別イベント「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」が開催される。 「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」は、休館日の美術館を“こども専用びじゅつかん”として小・中学生と保護者に限定して無料開放し、展覧会の鑑賞と教育普及プログラムが楽しめる事前予約制のイベント。入館者全員に配布するメモやスケッチも書き込める〈わくわくたんけんシート〉を使った「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」鑑賞や、出入り自由で簡単な工作が体験できるワークショップコーナー、進行役のスタッフと一緒にグループで対話型鑑賞をする「おしゃべり鑑賞タイム」や、ヘッドホンをつけて建物や設備の秘密をめぐる「びじゅつかんのひみツアー」などの体験型プログラムも実施。小・中学生はもちろん、子供と一緒に美術鑑賞を楽しみたい保護者にとって過ごしやすい1日となる。 2014年から始まり、今年で第10回を記念して「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」の一日の様子を取材し記事にして伝える「こどもびじゅつかんレポーター」の募集や、サントリー美術館の新キャラクターの投票など、子供たちとともに美術館をつくる新しいプログラムにも挑戦する。 さらに、ウェブサイトでは過去の「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」の様子や「サントリーびじゅつかんすごろく」などのオンラインコンテンツを紹介し、これまでの歴史を振り返る。また、子供向けの探究型オンライン授業を提供する「キッズウィークエンド」とサントリー美術館がコラボレーションし、自由研究にも役立つオンライン授業も開催される。 難しいと思われがちな日本美術に親しみを持ち、美術館に気軽に足を運ぶきっかけにしてほしいという想いから生まれた「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」 。見て、聞いて、 話して、 作って……まるごといちにち、子供たちが主役の美術館を楽しもう。入場は事前予約制。多彩なプログラムの詳細や予約方法は、ウェブサイトをぜひチェックしてほしい。
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