「高島屋堺店」が2026年1月に閉店、60年にわたり営業 黒字化の目処立たず
高島屋堺店が、2026年1月7日をもって閉店する。高島屋の地方店閉鎖は、今年7月末に閉店した岐阜店以来となる。
同店は、1964年10月の開業から今日まで約60年にわたり大阪府堺市で営業。これまで、地域ニーズに合わせた食料品売場の改装や大型テナントの誘致などを通じて営業力強化を図るとともに、業務効率化や人員の適正化に努めてきた。しかし、2020年度に営業赤字を計上して以降、業績不振が継続。不透明な消費環境を踏まえ、黒字化の目処が立っていないことから、建物賃貸借契約の満了時期をもって営業終了を決めたという。