令和7年度高等学校進学希望者数等動向調査(2024年11月10日現在）進学希望者数等の状況

　兵庫県教育委員会は2024年12月2日、2025年度（令和7年度）高等学校進学希望者数等動向調査の結果を公表した。11月10日現在の希望倍率は、神戸（理数・総合理学）2.58倍、市立西宮（理数・グローバルサイエンス）2.35倍など。 【画像】県内公立高等学校進学希望者の学校別・学科別動向調査結果

　高等学校進学希望者数等調査は、進路について生徒の意識を高め、中学校の進路指導に役立てるとともに、公立高校の生徒募集計画の参考とするために実施。2025年春の兵庫県内国公立中学校卒業予定者を対象に第1希望校の動向を調査したもの。前回調査は2024年9月1日時点、今回は11月10日時点の状況をまとめている。

　兵庫県内の国公立中学校卒業予定者数のうち、県内公立高校への進学を希望している者は79.0％。前回調査（9月1日時点）より3.4ポイント（1,407人）減少した。県内公立高校進学希望者のうち、全日制は75.9％にあたる3万2,667人（前回比1,696人減）、定時制・多部制・通信制は3.2％にあたる1,361人（同486人増）。また、前年同時期の調査と比べると、県内公立高校の進学者は0.4ポイント減少し、県内私立高校・その他学校などの割合が0.4ポイント増加した。

　2025年度募集定員に対する学校・学科別の進学希望動向をみると、長田（普通）は定員320人に対して希望者数432人、希望倍率は1.35倍。神戸（理数・総合理学）は定員40人に対して希望者数103人、希望倍率は2.58倍。神戸（普通）は定員320人に対して希望者数326人、希望倍率は1.02倍。

　このほか進学希望倍率は、姫路西（理数・国際理学）2.55倍、姫路西（普通）0.99倍、加古川東（理数）2.10倍、加古川東（普通）1.30倍、兵庫（理数・創造科学）2.33倍、兵庫（普通）2.02倍、市立西宮（理数・グローバルサイエンス）2.35倍、市立西宮（普通）1.24倍、宝塚北（理数・グローバルサイエンス）1.43倍など。学校別・学科別状況一覧等は、兵庫県教育委員会Webサイトから確認できる。

　2025年度兵庫県公立高等学校入学者選抜の日程は、推薦入学・特色選抜・連携型入学者選抜などが、願書受付を2025年2月3日から5日、適性検査・面接などを2月17日（一部の学校は2月18日も実施）、合格者発表を2月21日に行う。学力検査による入学者選抜は、願書受付を2月25日から27日、志願変更を2月28日・3月3日・4日に受け付ける。学力検査は3月12日、合格者発表は3月19日。