スポルティング守田 アーセナルに惨敗CL初黒星…先発出場で攻守に奮闘も公式戦連勝9でストップ
◇欧州CL1次リーグ第5節 スポルティング1―5アーセナル(2024年11月26日 ポルトガル・リスボン) 欧州チャンピオンズリーグ(CL)は26日、1次リーグ第5節が各地で行われ、2位スポルティング(ポルトガル)の日本代表MF守田英正(29)が本拠での12位アーセナル(イングランド)戦に先発出場。攻守に奮闘するもチームは1―5と惨敗。5戦目にして初黒星を喫し、公式戦の連勝も9でストップ。暫定8位へと転落した。一方、勝利したアーセナルは暫定7位まで浮上。また、負傷離脱中のアーセナルDF冨安健洋(26)は引き続きベンチ外となった。 スポルティングは4試合を終え、3勝1分けの勝ち点10で2位と好発進。CLでの開幕4戦負けなしはクラブ史上初の快挙。国内リーグ戦でも開幕11連勝を飾り首位独走するなど好調をキープ。今節はプレミアリーグの強豪アーセナルを本拠で迎え撃つことになった。 試合は前半7分、自陣左サイドからのクロスをFWマルチネリに押し込まれ失点。出はなをくじかれてしまうと同22分にも失点。スルーパスから抜け出したMFサカをGKイスラエルが飛び出し止めようとするも股抜きパスを通され、最後はFWハーバーツに無人のゴールへ流し込まれてしまった。さらに前半アディショナルタイム、自陣右CKからDFガブリエウに頭で叩き込まれ3失点。0―3で後半へ折り返した。 反撃を狙うチームは後半開始早々、MF守田がペナルティエリア手前中央から右足でミドルシュート。これは惜しくも相手GKに防がれてしまうも、この流れで得た右CKからDFイナシオが頭で上手く合わせゴールイン。1点を返し攻撃のリズムも徐々に出てきたが、同20分にエリア内でMFエデゴールを倒してしまいPKを献上。これをMFサカに決められ、1―4と再び3点差に広げられてしまった。 後半37分にはFWトロサールにもゴールを許し、1―5と本拠で惨敗。公式戦の連勝が9でストップ。今季はスーパー杯以来となる公式戦19試合ぶりの黒星を喫し、アーセナルとも勝ち点10と並ばれ前節2位から一気に順位を下げることになった。 守田は3―4―2―1のダブルボランチの一角をとしてプレー。前半4分にMFサカを弾き飛ばしてボールを奪取。MFエデゴールと攻守においてマッチアップするなど奮闘。後半は惜しいシュートを放つなど見せ場を作ったが後半33分に途中交代。チームも敗れ悔しい結果に終わった。