【陸上】富士通が活動拠点を26年度から川崎市へ移転 「価値向上への取り組み強化」アメフト、バスケと“共闘”
富士通陸上競技部は2026年4月に活動拠点を神奈川県川崎市に移転することを発表した。 女子100mH・田中佑美は12秒89で2位「もうちょっと記録が出たのかな」 /日本選手権 7月2日に富士通の林恒雄・部長、髙橋健一・監督、常盤真也・企業スポーツ推進室室長が、川崎市役所を訪れて福田紀彦市長を表敬訪問し、陸上部拠点を移転することを報告した。 富士通の陸上競技部は1990年に川崎工場(現Fujitsu Technology Park)にて発足。1985年創部のアメリカンフットボール部や女子バスケットボール部等に続いて、強化運動部となり陸上界きっての名門チームとしてオリンピアンを輩出してきた。 元々は等々力陸上競技場(現・Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu)や多摩川河川敷などでトレーニングしていたが、1997年に「練習環境のさらなる充実」を図るために現在の千葉県千葉市に拠点を移した。 川崎市への“回帰”について「Fujitsu Sportsの運動部集約による価値向上への取り組み強化」を目的に挙げ、アメリカンフットボール部と女子バスケットボール部がとともに、さらに競技の普及やスポーツ振興に貢献していく構えだ。 富士通は「『スポーツのまち・かわさき』に根付き、地域・ファンの方々にポジティブな変化をもたらすことができるよう取り組んでまいります」とコメントしている。
月陸編集部