「2年に及ぶ反抗期は猫と共に突然終わり」濱田マリ(55)成人したひとり娘との心地いい関係「娘の彼氏と3人で食事も」
「フェアな立場だから忖度なしで仕事も評価してくれる」と濱田マリさんが語る相手は、すでに成人したひとり娘。2年に及んだ反抗期も経て、いまはつかず離れずのいい関係が築けているそうです。(全4回中の3回) 【写真】「娘の反抗期が終わったのもわかる」濱田マリさんが溺愛する「もうひとりの愛娘」ほか(全13枚)
■わが子と一緒に過ごす時間が少ないからこそ密度は濃く ── 俳優の仕事は時間が不規則だと思いますが、お子さんが小さいころはどのように仕事と育児を両立されていましたか? 濱田さん:家族に育児をお願いしたり、ベビーシッターの方に来ていただいたりしていました。周りに頭を下げたり、娘にも「ごめん」と言いながらいろいろな人の力を借りて乗り越えた気がします。それでも仕事はきちんとまっとうしたかったし、私は本当に仕事が好きでやっていたので、自分のやりたいことを優先させていたことに対しては申し訳ないなって感じていました。
でも周りも娘もすごく協力的だったし、娘の口からは寂しいという言葉を聞いたことはありませんでした。幼いながらも「仕事はアジャスト(調整)することが大事」だってことを、肌で感じていたのではないかなと思います。 ── 育児で大変だと感じた時期はありますか? 濱田さん:大変だった時期はとくにないけれど、子どもの学校行事などに100%出られるわけではなかったので、それが非常につらかったです。あと急な発熱で「お母さん、お迎えに来てください」っていう連絡がくることがあるじゃないですか。そういうときは、やっぱりドキドキしましたね。
ちなみに、これは自分のなかでのルールなのですが、ずっと一緒にいられるお母さんが子どもといる時間の密度が100だったとしますよね。私もその100を目指したい。でも時間が限られている。だから、一緒にいる密度を上げるために濃密な時間を過ごしたくて。たとえ一緒にいられる時間が少なくても、できるだけ密度は100に近づけようと心がけていました。 ── たとえば、どのように娘さんとの時間を過ごされていましたか?