「2年に及ぶ反抗期は猫と共に突然終わり」濱田マリ(55)成人したひとり娘との心地いい関係「娘の彼氏と3人で食事も」
── 濱田さんの音楽活動についてはいかがですか? 濱田さん:モダチョキに関しては、娘にとっては自分が生まれる前に母がやっていたバンド。それを50歳を過ぎた母がまたやろうとしている、という状況で。娘は昔のDVDは見たことがあるけれど、生では見たことがないんですよね。でも、家でずっと練習しているしライブの衣装も作ったりしているのを見て、「なんだこの熱量は」と感じたみたいです。それで娘はモダチョキのファンになってくれたようです。
モダチョキに関しては、私がやり残した感を抱いていて。思い出してまたやりたいと思っても、なかなかできなかったので、封印していたんです。だから娘にも、積極的にはモダチョキの曲を聞かせたり、映像を見せたりはしていませんでした。それがブワーっと開けてはいけないパンドラの箱を開いてしまった今は、中にいっぱい詰まっていた思いがあふれている感じですね。それを娘も感じて、応援してくれている気がします。 ── ライブ観戦にも?
濱田さん:もちろんです。この前は彼氏さんと一緒に来てくれました。あとモダチョキでインスタライブをしているのですが、そのときは家から配信するのがいちばん楽しいんですよ。配信する日は、娘が「OK、楽しんでね」といってこちらを気づかって出かけてしまうくらいです。 ── つねに娘さんは冷静なのですね(笑)。ところで、娘さんがおつき合いしている彼については自然の流れで知ったのですか? 濱田さん:自然の流れでしたね。私からはあまり根掘り葉掘り聞かないようにしていて。大事なことは、本人が言いたくなったときに話してくれればと考えているので。自分からは聞かないけれど、話してくれるなら全部受け止めるというスタンスです。最初は会わせてくれなかったし、娘からもわが家の話はしなかったらしい。でも、彼氏さんと一緒に映画を観に行ったとき、「これ、うちのお母さん」って告白したらしいです(笑)。そうしたら「えー!本当!?」って驚いていたらしくて。娘としてはちょっと楽しいイベントだったようです。今では彼氏さんがうちに遊びに来てくれるようになり、3人でご飯に行ったりもしています。