ワラビーズのペタイア、NFL挑戦へ ラグビー引退
【AFP=時事】ラグビーオーストラリア代表のジョーダン・ペタイア(24)は3日、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)での夢を追求するため、ラグビーでの競技生活から退くと表明した。 【特集】写真で振り返るラグビー選手のビフォーアフター ペタイアは2019年にワラビーズ(オーストラリア代表の愛称)でデビューして以来通算31キャップを記録し、最も有望なバックスの一人として期待されていた。 ソーシャルメディアに投稿したメッセージで、「ラグビーから離れる決断は簡単ではなく、かなり熟考した」とした上で「長い間抱いていたこの夢を追求するのに、今が適切な時期だと感じている」と説明した。 NFLによると、ペタイアは他競技の選手にNFL球団と契約するチャンスが与えられる「インターナショナル・プレーヤー・パスウェイ(IPP)」と呼ばれるプログラムに加入した。来年1月からは米フロリダで10週間にわたって競技を学び、同3月の「プロデー」でスカウトにアピールする。 2018年には13人制の元豪代表ジョーダン・メイラタが同プログラムを経てフィラデルフィア・イーグルスと契約。6年間で印象的な活躍を見せ、今年6600万ドル(約99億円)で契約を延長している。 今年1月には、ウェールズ代表のルイス・リース・ザミットもNFL挑戦を表明したが、プレシーズンゲームでは出場機会が限られ、カンザスシティ・チーフスのロスター53人から漏れた。【翻訳編集】 AFPBB News