【ジャパンキック】吉成名高が”マトリックス”ばり異次元エキシを展開、次戦ラジャ王座防衛へ意気込みも
ジャパンキックボクシング協会『KICK Insist 21』 2024年11月17日(日)東京・後楽園ホール ▼第10試合 スペシャルエキシビションマッチ 3分2R ―名高・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム) エキシビションのため勝敗無し ―キヨソンセン・ビクトリージム(元WMCインターコンチネンタル スーパーフェザー級王者、元豪州ムエタイ ライト級王者/タイ/ビクトリー) 【フォト】名高の大技集!“マトリックス”ばりディフェンスも! 名高は言わずと知れたラジャダムナンスタジアム認定3階級制覇で、ルンピニースタジアムとの統一王者も実現。2週間後にRWS JAPANでのラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級タイトル防衛戦を控える中でのエキシだ。 キヨソンセンは名高より大きく階級上のフェザー級~ライト級で活躍し、ムエタイの二大殿堂であるラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアムなどで200戦近くを経験した強豪。“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治とも2度対戦し1勝1敗と、五分の戦績を残している。 エキシは、素早い名高の蹴りをキヨソンセンがキャッチすると、こかしを狙う、名高は抵抗し、こかし返す場面も。名高はセンチャイキックも繰り出す。 2Rになると名高がギアを一気に上げ、目にも止まらぬパンチ連打からのミドルで攻め込み、独壇場だ。キヨソンセンのハイキックをしゃがみ込んでかわしては、場内からのリクエストに応えバックキックを入れると、大いに湧く。 さらに飛び二段蹴り、飛びバックブローからの即座にストレートと、最後まで映画『マトリックス』ばりの驚異の身体能力を披露してみせた。 名高はマイクで、キヨソンセンについて「昔から見ていて、強い選手。今日は殺気もあって、技術も凄くてスタミナが削られた」と良い経験になったとする。また次戦について「自分が圧倒的な試合をして、防衛達成する」と勝利宣言した。