井上尚弥、目の腫れ大丈夫?スパーリング相手の強さとは
12月24日(火)東京・有明アリーナにて、スーパーバンタム級の4団体統防衛戦を行う井上尚弥(31=大橋)がアップした直近の写真が「右目が腫れている」とSNSで話題になっていた。 井上自身は即座に「右目は問題ないし大丈夫ですよ、ご心配なく!!」と追記。現在はメキシコから2人のスパーリングパートナーを招致しており、1人は17戦無敗、デビュー戦以外は全KOの強打者。彼が井上に強撃ヒットさせたのか。 【フォト・動画】井上の右目が腫れている…無敗スパーリング相手が試合パワフルKO! 井上は16日にXで「大橋ジムプロ勢肉会」として、横浜の名店前でチームメイトたちとズラリ並んだ写真を投稿。武居由樹や力石正法ら大勢のメンバーの中、井上を探し拡大して見ると、右目が腫れているかアザになっているようだ。 すぐにファンも気づき「目腫れてる?!」「目どうしました?」と心配の声が並ぶ。井上もこれに気づき、即座に「右目は問題ないし大丈夫ですよ、ご心配なく!!」と追記していた。 ものもらいなどの可能性もあるが「誰に目をやられたのか…激しいスパーなのがうかがえる」「井上チャンピオンの目が腫れて居るときは、皮一枚でパンチ受け流している時」となどと、スパーリングでの傷と見る向きが多い。 井上は今回、IBF&WBO世界同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)を挑戦者に迎え、今月7日から2人のメキシコ人ファイターとスパーリングを開始している。 一人はフェザー級で21勝(9KO)3敗のブランドン・レオン。もう一人はWBOとIBFの世界ランカーで、17勝無敗(16KO)のセバスティアン・エルナンデスだ。 レオンは今年6月に前フェザー級王者ロベイシー・ラミレスと戦った(レオンの7回KO負け)経験もある。 両者の試合映像を見ると、レオンはステップを駆使するボクサー型。大してエルナンデスは詰めては接近で強烈フックを打ち込むファイタータイプだ。 エルナンデスはKO率も95%の強打者、詰めては左のショートフックを入れる場面も多く「彼に貰ったのでは」と見るファンもいる。ドネア1やネリ戦で眼窩底骨折やダウンを奪われたような、左を被弾したのではという指摘も。 グッドマンは地元メディアのインタビューで「他の選手のようにリングで逃げるつもりはない」と豪語しており、近接ファイトでチャンスを狙ってくる可能性も大いにある。 今回の2人は「第一弾」であり、17日からは昨年も呼び寄せた元全米アマ王者ジャフェスリー・ラミドや、その翌週には「第二弾」メキシコ陣も控えている。 充実したスパーリングで、24日は万全の井上を期待したい。