日本発OSトロンのシンポジウム　12月11～13日、開発者の坂村健氏登壇

　日本発のオペレーティングシステム（OS）「TRON（トロン）」のシンポジウム、「2024 TRON Symposium -TRONSHOW-『AI X TRON』」（トロンフォーラム主催）が12月11～13日、東京都渋谷区のカンファレンスホール Dragon Gateで開かれる。 　トロンは世界シェア60%を占める組み込み型コンピューターOS。トロンフォーラム会長で東京大名誉教授の坂村健氏が1984年に開発プロジェクトをスタートした。 　シンポジウムは、トロンの過去と現在や未来への展望を共有する場として開催。初日の12月11日は、坂村健氏の基調講演「AI X TRON ─ 2024年のTRONプロジェクトと今後の展望」などがある。12日は、各種セッションのほかトロンフォーラム主催コンテストの受賞者を表彰する「TRONプログラミングコンテスト表彰式」などを行う。13日は「公共交通オープンデータによるオープン・イノベーション」をテーマにしたセッションなどがある。オンライン聴講も可能。詳細はシンポジウムのホームページ。