【脳疲労対策】30秒~1分で疲労リリース! 脳のためにできることとは?
\オフの時間も余白を作れないあなたへ/ 脳疲労を癒やす方法
気力もキレイもむしばむ脳疲労。デジタル漬けで「余白がないな」と感じている人は要注意! 脳疲労をケアするルーティンを身につけて。 【脳疲労の原因と対処法をイラストで解説】
\オフでもマルチタスク/ エディターおはぎ 仕事でマルチタスクを求められるためかオフの時間も詰め込みがち。眉間のシワと歯ぎしりに悩まされている。
脳科学者 西 剛志先生 東京工業大学大学院生命情報専攻修了。博士号を取得後、特許庁を経て、うまくいく人とそうでない人の違いを研究する会社を設立。
30秒~1分で疲労リリース 脳のためにできること
ダメージを受け、いったん萎縮した背外側前頭前野もデフォルトモードネットワークをオンにするこまめな脳疲労リリースで、新しい神経細胞がつくられ復活!
スマホをバッグにしまう
視界にスマホがあるだけで、「●●さんからメールの返信来たかな?」 などと考えてしまいがち。脳疲労をなくすためには1日のうち、30分でも1時間でも、時間を決めてデジタルデトックス。スマホを隣の部屋に置いたり、バッグにしまって。
トイレで目を閉じる
脳疲労の源となる情報は、ほとんどが視覚から入ってくるもの。目を閉じるだけでセントラルエグゼクティブネットワークの働きが和らぐ。おすすめは30分の仮眠(1時間以上の仮眠は夜の睡眠の質を下げ、かえって脳疲労の原因に)。仮眠が難しければ、デスクでちょっと目を閉じたり、トイレに座っているあいだだけでも目を閉じて。
ペットをなでる
オキシトシンという幸せホルモンが分泌され、脳が癒やされる。手から心地よさが伝わり、デフォルトモードネットワークに切り替えるために重要な五感のうち、触覚が刺激される点でも◎。
背筋を伸ばし、 胸を1mm持ち上げる
スマホを見続けると、どうしても姿勢が悪くなる。姿勢が悪くなると男性ホルモンが出なくなり、脳のパフォーマンスがダウン。胸の位置を1cm、1mmでも上げようとすると、姿勢が正されて決断力が上がり、仕事もサクサク進む。 MAQUIA 1月号 イラスト/腹肉ツヤ子 取材・文/小田ユイコ 構成/萩原有紀(MAQUIA)