フォーエバーヤング坂井瑠星を三嶋まりえ記者が直撃!BCクラシック制覇へ「強い馬はどんな条件でも勝つ」
[GⅠブリーダーズカップクラシック=2024年11月2日(日本時間3日)3歳上、デルマー競馬場・ダート2000メートル] 【超レア写真】ポニーに〝騎乗〟する幼少期の坂井瑠星 JRA・GⅠがひと息つく今週も“熱狂”は止まらない――。現地時間11月1日(金)、2日(土)の2日間にわたって米デルマー競馬場で「2024ブリーダーズカップ」が開催され、日本から総勢19頭が参戦。国内で4競走が馬券発売される。中でも注目はダート中距離世界最高峰のBCクラシック(2000メートル)。凱旋門賞に続いて現地取材を敢行する“ワールドワイド”三嶋まりえ記者が、キーマンとしてまず直撃したのがフォーエバーヤングの坂井瑠星だ。ブリーダーズC“ゲーム3冠”という競馬の達人が現実世界でも栄冠を狙う。
イメトレOK!?ゲームでは「BC3冠」
――前走のジャパンダートクラシックは圧巻の強さでした 坂井瑠星(以下、坂井)強かったね。力通り。人気を背負っていたし、マークされるのは当然。それでも負けないという自信があったし、この馬の強さを信じていた。負けられないレースだったので、無事に勝てて良かったです。 ――(国内)最終追いに騎乗して 坂井 良かったよ。調教では負けたことがない馬。相変わらずいい動き。使って順調に良くなっている。 ――いよいよ大舞台ですね 坂井 ブリーダーズCに乗れるということがうれしいし、楽しみ。いろんな国から強い馬が集まって、そのカテゴリーのチャンピオンを決めるお祭りみたいなイメージ。2日間かけてあれだけ多くのビッグレースが続く。全部のカテゴリーでレースがあって、他の海外遠征とはまた違うのかな。昔から、海外といえば凱旋門賞とブリーダーズCという印象はある。ゲームでもそうだしね。 ――ゲームでは勝ったことがある? 坂井 あるでしょ、そりゃあ(笑い)。いっぱい勝ってるよ。今はやらないけど、小学生の時はよくやっていて、ダビスタとウイニングポストとジーワンジョッキーをやっていた。一番やっていたのは、ジーワンジョッキーかな。 ――BCは3つのゲームで勝っている? 坂井 まあ、そうだね(笑い)。え~、でもみんな勝ってるでしょ。 ――いや、ゲームでも勝つのは難しいと思いますが…。さて、現実でもダート中距離路線最高峰とされるBCクラシックに挑みます 坂井 BCクラシックだけでなく、どのレースも全部勝ちたい。この馬はどんな条件でも勝っているし、頑張ってくれる。コースや馬場の心配はない。強い馬は、どんな条件でも勝つと思う。 ――強力なメンバーが揃う 坂井 相手はもちろん強い。世界のダートのトップレベルの馬たち。日本のウシュバテソーロもデルマソトガケも強い。挑戦者の立場だと思う。