"顔替え職人"が語る「ディープフェイクポルノ」の最新実態。自分の顔が知らないうちに使われる!
これが実現すれば、一般人でも簡単に身バレを気にすることなく、生身を使ったアダルト系のライブ配信ができるようになる、というわけだ。 「動画で本人が言っていないことを言わせる口パクも、技術的にはできるフェーズに入っているので、いずれ配信者が実際にカメラの前に立つ必要がなくなるのではないかと思っています。動画を制作する工程も自動化されるでしょう。 自分の考え方をデータ化し、テーマを指定するだけで本人が発言しそうな台本を作って読み上げてくれる。本人が動かなくても、動画を1日に何百本も投稿できるようになるのです」 ディープフェイクの技術は着々と進化しているが、それは本物と見分けがつかないディープフェイクポルノが広がる危険性も高まっていくということだろう。韓国のようなひどい事態にならないといいが......。 取材・文/大橋史彦 イラスト/服部元信 写真/時事通信社 アフロ