【侍ジャパン】楽天・藤平、1回を3者連続三振の好投に「自分の真っすぐがどれだけ通用するか確かめておきたかった」
◆ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 チェコ0―9日本(10日・バンテリンドーム) 楽天・藤平が日本の5番手で登板し、チェコ打線相手に1イニングを3者連続三振の完全投球で降板した。 3―0の7回から早川、戸郷、隅田、鈴木昭のあとを受け5番手で登板。Mメンシク、ムジーク、プロコップを3者連続空振り三振に斬った。「チェコは真っすぐに強いというのは言われてたんですけど、自分のピッチングを軸に自分の真っすぐがどれだけ通用するか確かめておきたかった」 藤平は8年目の今季、リリーフとして47試合に登板して0勝1敗20ホールド1セーブ、防御率1・75とキャリアハイの成績を残した。藤平のシーズン最終登板は10月9日の西武戦(楽天モバイル)。約1か月間隔が空いたが、「ここに来てしっかりピントが合ってくれたので本戦になったら大丈夫かなと思います」と確かな手応えを得た登板となった。 日本は、13日にオーストラリアとの1次リーグB組初戦(バンテリンD)に臨む。本戦へ向け「僕たちは(守護神の)大勢につなぐだけなんで、そこは満を持して頑張りたい」と力強く意気込んだ。
報知新聞社