【熊本競輪・GⅢ開設記念】平原啓多が1着で57万車券提供「僕でも買えない」
<3日・熊本競輪・初日> 平原啓多が大波乱の立役者となった。初日8Rは小松崎大地―成田和也の福島ライン3番手を追走。終3角で仕掛けた小松崎と成田がブロックを受けて外に膨らむと、ポッカリ空いたコースを伸びて1着。3連単の払戻金は57万9330円で、熊本新バンクでの最高配当となった。 「僕でも買えないですよ」と平原自身も驚きを隠せなかったが、勝つための準備はしてきた。「練習はずっとやってきたが、レースで車が出なくて歯がゆかった。でも、マッサージの先生の手島達矢さん(引退・88期)にセッティングを見てもらって、それがマッチしている感じ」 「昔の熊本バンクは相性が良かった。2予も恵まれたらいいですね」。その2予6Rは初日同様、北日本勢の3番手につける。連日の高配の使者となるか注目だ。