J1リーグ最高額はどこだ! クラブ最新市場価値ランキング11~20位。最下位は北海道コンサドーレ札幌【2024年最新版】
2024年の明治安田J1リーグが開幕して4ヶ月。昇格初年度ながら前半戦首位ターンに成功したFC町田ゼルビア、新たな若手選手の台頭など、前半戦が終了した今シーズンもさまざまなトピックがあった中、J1リーグに所属する全20チームの総市場価値をランキング化して紹介する。※データは6月24日時点
20位:北海道コンサドーレ札幌 監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ J1リーグ順位:20位 総市場価値:973万ユーロ(約15億5680万円) 最高額選手:浅野雄也(90万ユーロ/約1億4400万円) 前半戦を終えた時点で、最も市場価値が低いJ1クラブとなってしまったのは北海道コンサドーレ札幌。その総市場価値は973万ユーロ(約15億5680万円)で、1000万ユーロを下回る唯一のクラブとなった。 ここまで順位を落としているのは、主力の移籍が影響している。2023年にはMF高嶺朋樹、MF金子拓郎(シーズン途中)、FW岩崎悠人(期限付き移籍満了)が、2024年にはDF田中駿汰、FW小柏剛などが移籍したことで、チームの総市場価値が落ちてしまった。 現在のチームトップの市場価値は90万ユーロ(約1億4400万円)でMF浅野雄也とMFスパチョークが並んでおり、3位には菅大輝(80万ユーロ/約1億2800万円)がランクインしている。 他にも、チームトップのドリブル数を誇る6位のMF近藤友喜(50万ユーロ/約8000万円)は23歳という若さで、後半戦はさらに市場価値を上げるチャンスになるかもしれない。
19位:湘南ベルマーレ 監督:山口智 J1リーグ順位:18位 総市場価値:1030万ユーロ(約16億4800万円) 最高額選手:ソン・ボムグン(100万ユーロ/約1億6000万円) 山口智監督のもと4シーズン目を迎えた湘南ベルマーレが19位にランクイン。総市場価値は1030万ユーロ(約16億4800万円)となっている。 チーム内の市場価値トップ3は、GKソン・ボムグン(100万ユーロ/約1億6000万円)、MF田中聡(80万ユーロ/約1億2800万円)、MF鈴木雄斗(70万ユーロ/約1億1200万円)となっており、ゴールキーパーが最高額というのはJ1リーグの中で湘南ベルマーレのみである。 2022/2023シーズンはベルギー1部リーグのKVコルトレイクに期限付き移籍した田中は、移籍先では15試合のみの出場に留まり1年で帰国していた。65万ユーロ(約1億400万円)まで下げていた市場価値だが、湘南に復帰した年には現在の金額に戻しており、AFC U23アジアカップカタール2024のU-23日本代表にも選出された。ボール奪取回数でチームトップの結果を残しているこのアンカーは、後半戦もその価値を上げることができるだろうか。 その田中の1学年上の22歳で4位に入ったのがDF畑大雅(60万ユーロ/約9600万円)。これまでの4年間ではシーズン23試合出場がキャリアハイだったが、今シーズンは前半戦のみで16試合に出場、市場価値も10万ユーロ(約1600万円)上げている。後半戦も大きなアクシデントがなければ、市場価値も上げることができるかもしれない。