投資家から評価される企業とは 「女性管理職比率が低い企業には投資しない」という判断が増える可能性も
プロフィール
野間 幹晴さん(一橋大学大学院 経営管理研究科 教授) のま・みきはる/一橋大学大学院商学研究科で博士(商学)取得。04年10月から一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授、准教授を経て19年4月より現職。10年より11年までコロンビア大学ビジネススクール・フルブライト研究員。現在、金融庁金融研究センター特別研究員。『退職給付に係る負債と企業行動-内部負債の実証分析』(中央経済社、2020年)で第63回日経・経済図書文化賞受賞、日本会計研究学会太田・黒澤賞、国際会計研究学会 学会賞、日本経済会計学会 学会賞を受賞。他に、『業績予想の実証分析:企業行動とアナリストを中心に』(中央経済社、2024年)など。近年、「エンゲージメントと企業価値―緊急事態宣言発出のイベント・スタディ」『金融・資本市場リサーチ』(2022)、「人的資本開示の実態:2023年3月期有価証券報告書より」『金融・資本市場リサーチ』(2023)、「従業員エンゲージメントと企業価値―操作変数法による分析」(ワーキングペーパー、2024)等、人的資本に関連した研究を蓄積している。