Intelが「Core Ultraプロセッサ(シリーズ2)」のラインアップを一気に拡大 ノートPC向けを中心にデスクトップPC向けや組み込み用も
NPU非搭載の新CPUも登場
Intelは今回、NPUを搭載しない「Coreプロセッサ」や「Intel Processor(旧Celeron/Pentiumプロセッサ)」の新製品をいくつか発表している。その一部を紹介する。 Core 200Sプロセッサ 「Core 200Sプロセッサ」(開発コード名:Bartlett Lake-S)は、主に組み込み機器で使うことを想定したCPUで、デスクトップ向け第12~14世代Coreプロセッサと同じCPUソケット(LGA 1700)を採用している。CPUのPコアは最大8基(最大5.6GHz駆動)、Eコアは最大16基を備え、XeアーキテクチャのGPU(Intel Graphics)も内蔵されている。 同社によると、最上位製品の「Core 7 251E」は、Core i7-14700と比べてシングルスレッド性能が最大1.06倍、マルチスレッド性能が最大1.08倍となるという。 Core 200H/Core 200Uプロセッサ ノートPC向けには「Core 200Hプロセッサ」(開発コード名:Raptor Lake-H Refresh)と「Core 200Uプロセッサ」(開発コード名:Raptor Lake-U Refresh)が登場する。その名の通り、いずれも第13世代Coreプロセッサの改良版という位置づけで、よりリーズナブルなノートPCを求めるニーズに応える。
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