作って飛ばして楽しい!ドローンの魅力に迫る「夏休みドローン教室」が開催されました
ドローンを組み立ててみよう!
実際にトイドローンを飛ばす練習とあわせて、組み立て作業も体験。 まずはドローンのパーツが描かれた図面に線を引いて、どのパーツをどう繋げるかを理解する作業が行われました。 そして、いざトイドローンのコントローラーに電池を入れて、電源をONに。会場のそこかしこで電子音が鳴り響き、いよいよドローンを飛ばす期待が高まっていきます。 えりんぬさんが飛ばし方を実際に披露すると、子どもたちの目はドローンに釘付けに。次々と自分のドローンを飛ばし始めると、みんなに笑顔が広がっていきました。 「ドローンを飛ばすのは初めて」という方が多かったぶんだけ、飛ばす喜びもひとしおだったようです。
ドローンをハンダづけしてみよう!
お昼休みを挟んで、午後には半田付けとドローン操縦の練習。半田ごての温度は300度ぐらいまで上がるので、ゴーグルと軍手を使っての慎重な作業となりました。 4つあるモーターから中心部のフライトコントローラーへ、それぞれ3本ずつモーター線を半田でつないでいきます。 すべてのモーター線をつないだら、バッテリーや他のパーツも接続・固定。パソコンに接続し、モーターが動くかどうかをプログラムを走らせてテストしてみました。 無事4つのモーターが動き始めると歓声が上がり、思わずチームメイト同士でハイタッチ!実践的な取り組みならではの充実感を味わえた方も多かったようです。 一方で、半田付けを終えたチームはひたすらドローン飛行の練習に勤しんでいました。トイドローンが会場中を飛び交う音はまるで蜂のよう。「バインドしまーす」の声も頻繁に上がっていました。
ドローンレースを体験しよう!
ワークショップのハイライトとなったのは、やっぱりドローンレース! リレー形式のチーム戦が行われ、まず先頭の5名が順番にバインドしていきました。バインドをし終えたら、えりんぬさんとドローン博士の「3, 2, 1, GO!」の掛け声に合わせて一斉に離陸。ゲートを一度くぐって、戻ってきたらホバリングしたまま次の人にコントローラーを渡し、最後の人がドローンを着陸させて、チーム全員がしゃがんだら勝ちです。 「困ったら緊急停止だよー」(えりんぬさん) 「行けー!」 「あきらめんな~~!!」 みんなが手に汗をにぎる展開に。レース後の感想を聞かれた参加者は口々に「楽しかった」、「緊張した」、「ほかの皆さんがすごく速くて、見れてよかった」と話していました。プロレーサーも「本当に初めて飛ばしたのかなって思うぐらい」と驚くほどの熱いレース展開でした。