新製品も続々登場!ほぼ新品同様で手に入るアップルの「認定整備済製品」がお買い得な理由
Appleの上級副社長であるグレッグ・ジョズウィアック氏が、自身のXで「月曜日の朝から、エキサイティングな発表が続く1週間が待っています。お楽しみに…」とポストしていたとおり、10月の最終週はAppleファンにとって忙しいものになった。
Apple公式の“整備済製品”購入のススメ
Appleの新製品発表は、基本的にその発表タイミングまで内容が明かされないことが多い。しかし今回の場合、そのポストに添付された動画が、MacのFinderのアイコンをモチーフにしていたことから、Macの新製品が出ることはほぼ間違いないと見られるとされていたが、実際に新製品が28日に発表になった。 …と、そんな楽しみなニュースがあると、どうしても新製品が欲しくなる。しかし昨今の円安のせいもあって、日本人にとってのApple製品は非常に高価なものとなっている(もともと安いものではないが、余計にという意味で)。 実際、筆者はAppleの専門誌で副編集長を務めておきながら、今年のiPhoneの買い替えは見送ってしまった。値段だけでなく、iPhone 15 Proをべらぼうに気に入っているというのもあるのだが。 さて、冷静になって考えてみよう。読者の皆さんの“やりたいこと”に、最新スペックのマシンは必要だろうか。昨今はテクノロジーの進歩が目覚ましく、数年前にリリースされたマシンでも十分以上の性能を備えている。 本記事では、この問いに「確かに!」と膝を叩いた方に向けて、Apple公式が提供するお得な「認定整備済製品」について解説していく。
Mac、iPhone、iPadの“ほぼ新品”が最大15%オフ! AppleCareも入れるぞ
「認定整備済製品」とは、読んで文字のとおりAppleが公式に認めている整備済みの製品だ。初期不良などで返品された製品に対し、メンテナンス、必要に応じてパーツの交換、徹底的なクリーニングを行ったうえで再販売する仕組みである。いわば“ほぼ新品”なのだが、なんと最大15%も割引される。 しかも、新品を購入したときと同じく1年間のハードウェア製品限定保証がつき、AppleCareへの加入も可能だ。 「認定整備済製品」の解説ページ。中古、新古品と混同されがちだが、それとはまた別ジャンルの扱いである。 ちなみにAppleCareとは、専任スペシャリストによるサポートと修理サービスを受けられるApple公式の保証のこと。内容はMac、iPhone、iPadなどのデバイスによって異なるが、過失や事故による損傷に挺しても修理を割安で受けられる。 Mac、iPhone、iPad、Apple Watchだけでなく、Vision ProやAirPodsシリーズ、Apple TVシリーズ、HomePodシリーズにもAppleCareがそれぞれ用意されている(https://www.apple.com/jp/support/products/)。 さらに注目は、バッテリの保持要領が80%未満になった場合、バッテリを無料で交換してもらえるサービスだ。昨今のデジタル製品は、性能の向上もあって買い替えサイクルが長期化する傾向にある。 そんな中、足を引っ張るのがバッテリのヘタリだ。AppleCareはそこを的確にカバーしてくれる。なお、AppleCareの費用はデバイスによって異なるので、それぞれプランを確認いただきたい。 たとえば、Macの場合は1年で5800円から。iPhoneの場合は月々580円からと金額も期間も異なる。