愛知県・大村知事が定例会見7月13日(全文2)東京の4日連続感染200人超え「大変憂慮」
農林水産関係の被害額は速報値で2億4400万円
そして県の災害対策本部については、豊橋市が被害の経過観察のため市の対策本部を設置しておりますので継続をしているところでございます。いずれにしても今のところ人的被害は、現在のところは愛知県ではありません。浸水が一部あり、突風等による住宅被害も一部ありまして、あと河川の被害が、護岸の崩れだとかそういったところが5カ所、道路が9カ所、砂防が6カ所、それから愛知環状鉄道で先週水曜日に土砂流入により不通になりましたが、翌木曜日には運転再開ということでありました。農林水産関係の被害額は速報値で2億4400万ということでございます。 それから被災地への派遣状況は、もうすでに報道されておりますが、県警の広域緊急援助隊が57名派遣をされ、活動を終えて終了し帰県、帰県というのは帰ってきたということですね。帰任をいたしております。そして緊急消防援助隊は現在待機中、そしてDMATは5名を熊本県へ派遣ということでございます。愛知県においては本日、月曜日昼前から雨となり、あす14日火曜日にかけて大雨になる見込みでありますので、引き続き警戒を緩めず対応していきたいというふうに思っております。私からは以上であります。 司会:今のところで各社さん、質問はありますでしょうか。 大村:はい、どうぞ。
ガイドラインを参考に各市町村が策定するのか
記者:避難所の感染拡大のこのガイドラインなんですけれども、これはこのガイドラインを参考にして市町村が実際のマニュアルをそれぞれ策定することになるんでしょうか。 大村:いや、これはあれだろう。これは活用してもらえばいいんだろう。要は、われわれが、ちょっと待ってね。いや、要は避難所を開設した場合に、こうした形で感染拡大予防に気を付けてくださいという形で、われわれが専門家の皆さんの意見をお聞きし、また、全国的なそうしたガイドライン等々を参考にしながら、われわれは作成をさせていただきました。 ということなので、実際に避難所を開設する市町村の皆さんにぜひこれを活用していただいて、感染拡大防止に取り組んでいただきたいという参考書、ガイドラインということでございますので、これを使って、これも特に持ち運びができるようにコンパクトにしてありますので、また、チェックリストもありますので、そうした形で活用していただいて、現場でお声掛けをいただければというふうに思っております。これをそのあとさらに市町村段階でかみ砕いて作られる、それはご自由ですが、たぶんそんなことされないと思いますので、これをご活用いただいて、避難所の運営に役立てていただければありがたいというものでございます。 司会:そのほかの記者さん、質問ありますか。なければ、発表事項以外で質問がある方。