西~東日本 3連休最終日にかけてまだ夏日予想 連休明け以降は季節進む 本格的な衣替えを
3連休最終日のあす4日(月・振休)にかけて晴れる所が多く、西日本や東日本の最高気温はまだ25℃以上の夏日になる所がある見通し。ただ、連休明けの5日(火)以降は日本の上空に寒気が流れ込みやすく、ようやく25℃を下回るため残しておいた半そでが片付けられそうだ。朝晩は冷える日が増えるため、本格的に衣替えを進めた方がいいだろう。
日ざし戻り東海以西は25℃超え予想も
3連休初日のきのう2日(土)は、低気圧や前線の影響で西日本や東日本を中心に11月としては記録的な大雨となった。連休中日となるきょう文化の日・3日(日)は一転し、午前中から高気圧に覆われて日ざしの戻っている所が多くなっている。
午後も青空の続く所がほとんどの見込み。東京都心の最高気温は22℃と、冷たい雨だった前日より大幅に高く、過ごしやすい陽気となりそう。東海から西では11月にも関わらず、25℃以上の夏日になる所がある予想。湿度は低く、カラッとした暑さになりそうだ。
あすも西・東日本は夏日あり 一日の寒暖差大
3連休最終日のあす4日(月・振休)も晴れて、行楽日和や洗濯日和の続く所が多い見込み。朝の冷え込みは強まる所が多く、昼間は日ざしに押されて気温が上昇。盛岡は最低気温が4℃、最高気温は19℃と一日の気温差が15℃もある予想。また、西日本や東日本の最高気温は金沢25℃、鹿児島27℃などまだ夏日になる所があり、各地とも朝晩と日中の気温差が大きくなりそうだ。
連休明け以降はようやく季節進む
3連休明けの5日(火)以降は、日本の上空に寒気が流れ込む見通し。そのため、西日本や東日本の最高気温はようやく25℃を下回り、20℃前後と秋らしく過ごしやすい日が多くなりそう。最低気温は、東京都心や名古屋などでも今シーズン初めて10℃を下回り、朝は暖房が欲しいくらい冷え込む日がある見通し。
西日本や東日本では、3連休中の昼間はまだ半そでが活躍しそうだが、連休明け以降はようやく残しておいた夏物を片づけられそうだ。代わって、朝晩は冷える日が増えるため厚手のコートを出してくるなど、本格的に衣替えを進めた方がいいだろう。 (気象予報士・鈴木悠)