ドジャース・山本由伸「やることを変わらずにやる」 WS第2戦先発へ意気込み
【ロサンゼルス24日（日本時間25日）】米大リーグのワールドシリーズ（WS＝7回戦制）は25日（同26日午前9時8分開始）に開幕する。第1戦の舞台となるドジャースタジアムでメディア対応や前日練習が行われ、ドジャース・山本由伸投手（26）は約25分間日米メディアの取材に応じ、WSへの意気込みなどを語った。平常心を貫き、頂点を目指す大舞台にメジャー移籍1年目で臨む。 【写真】先着４万人に配布されたドジャース・山本由伸のボブルヘッド人形 「とにかく勝てるようにベストな状態にもっていけるように今は練習しています。変わらずみんなで勝利に向かってやっていく」 会見後の練習では、遠投などで調整。体重移動などフォームを丁寧に確認した。ポストシーズンでは3試合に登板。「どんどん落ち着いて投球できるようになってきた」と独特の雰囲気にも順応している。「本当にやることを変わらず（やる）という感じ」とレギュラーシーズン中と同じ調整の継続で準備を進める。 ヤンキースとは6月7日、ニューヨークで対戦。7回2安打無失点、7三振の好投で延長十一回の末、2－1の勝利に貢献した。「それはまた全く別物。メンバーも変わっている」。当時は中心打者のソトが負傷でスタメン落ちしていた。 「大きな舞台でプレーできるのは選手として幸せ。いい姿を見せられたらなと思います」。フルメンバーの強力打線を相手に好投できれば、世界一が近づく。
