阪神D1位・伊原陵人、〝信念の誓い〟は大商大部訓「負けられません 勝つまでは」おみくじも「大吉が出るまで引きます」
藤川監督からは先発起用を明言されている。勝つことにこだわる。プロの世界でも〝大吉〟を引き続ける。(中屋友那)
★大商大・富山監督「プロ行って横着さが出なかったら」
伊原を4年間指導した大商大・富山陽一監督(60)は「とにかく頑張ってくれたら。うち(大商大)の選手はみんな頑張ると思う。プロ行って横着さが出なかったらいける」とエールを送った。伊原も指名された後、何度もあいさつに足を運んでおり「いつもと変わらず、とにかく一生懸命やれ」と激励されていたことを明かした。
■伊原 陵人(いはら・たかと)
2000(平成12)年8月7日生まれ、24歳。奈良・橿原市出身。小1で軟式野球を始める。智弁学園高3年時にエースとして春の選抜大会出場。大商大では2年秋に関西六大学リーグの最優秀投手、3年春にベストナイン。NTT西日本では2年連続で都市対抗に出場し、昨夏は8強入りに貢献。昨秋のドラフト会議で阪神から1位指名された。契約金1億円プラス出来高払い3000万円、年俸1600万円。家族は両親と4歳上の兄。血液型はB型。170センチ、77キロ。左投げ左打ち。背番号「18」。