愛知県・大村知事が定例会見5月9日(全文2完)今日から旅行の県民割引をスタート
新規感染者増に対する危機感は
CBC:CBCの【オカダ 00:29:10】です。今、最後も知事、触れていらっしゃいましたけども、きのうとおととい、感染者数がぽんと大きく増えましたけれども、これは検査件数の問題であって、特にこれがリバウンドとか、まだその辺りの危機感というか、その辺りいかがかなと思いまして。 大村:前から申し上げておりますよう、連休中、特に休みの、たぶん医療機関のほうはカレンダーどおりというところが多いかと思います。ということでありますので、土日はやはり5月5日までの連休が明けて、6日の金曜日はたぶん結構たくさん皆さん検査行かれてると思うんですね。なので、それが、検査件数が多いとどうしても、検査してその日に結果というのは、だいたい1日ぐらいずれますので、そうなると土日という形で増えてるのかなというふうに思います。 ですから1週間ならしていきますと、きのうの数値でやっぱり、7日間平均で1500人、1日当たりね、1500人強という感じでありますから、連休入るまでが2000人超えてましたのでね、2100人とか2200人でありましたから、それに比べれば、やはりトータルでは減ってきているということだと思います。なので、トレンド的にはやはり減少傾向だろうとは思いますが、大型連休、ちょっと特殊事情がありますので、そこは少しよく見ていかなければならないというふうに思います。
引き続き警戒し、注視しなければならない
ただ、若干の不安があるとすれば、やはりこの大型連休は、もう皆さんのテレビ、新聞の報道を毎日、私、拝見しておりましたが、規制、制約のない大型連休は3年ぶりだということで、毎日毎日その報道がもうてんこ盛りでありましたですね、皆さんね。行楽地から何から、遊園地とかいろんなところで、人がこんな出てます、天気もいいしとかいって、皆さん。なかなかそういう話題は、どちらかというと明るい話題なんで、ここのところ暗い話題ばかりがほかのニュースはあるので、そういう意味では意識してたぶん皆さんそういう紙面を作ったり番組を作られているというふうに思いますけど、あれだけ人出が出てますと、そこはちょっと心配なところはありますね。 確かに去年も、2年前も大型連休で相当人が動いて、2年前はあんまり動いてなかったか、それでもそこそこ動いて、連休明けにくっと上がっていったっていうのがありますので、そこはやはり私どもとしては、人が動いたのがどういうふうに影響するかが、やはりここは引き続き警戒をして、注視をしていかなければならないというふうに思っております。なので今日、5月9日から県民の旅行の県民割引、それも中部9県と相互乗り入れでやりますけれどもですね、やりますけれども、感染状況が急拡大したような場合には、そこはやはり停止をするということもありうるということだと思っております。と思いますので、引き続きこの大型連休明けのコロナの感染状況、最大限の警戒をして、また注視をして、適切に対応していきたいというふうに思っております。 名古屋テレビ:ほかの方はいかがでしょう。それでは発表事項以外に関して質問のある方、お願いします。よろしいですかね。 大村:よろしいですか。それではまた午後にですが、ちなみにきのうまでの7日間、直近1週間の人口10万人当たりの感染者数は、愛知県は23番目ということですね。ちょうど真ん中辺ということであります。これだいたい最近は20番台というのが多いかなというふうに思いますが、いずれにしても連休明けの数値がどうなるかというのは、やはり最大限の警戒をもって、また注視をして対応していきたいと思っております。今日の午後、いつもの時間ね。また会見させていただきますので、よろしくお願いします。今日は以上でございます。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】愛知県・大村知事が定例会見5月9日