新しいのにレトロ。創業92年の老舗コーヒー問屋が挑戦する直営喫茶『ゴールデンカップ神戸』とは
●港町・神戸で92年間にわたりコーヒーの卸と焙煎加工を行っている「日米珈琲」の直営喫茶店『ゴールデンカップ神戸』が神戸・元町にオープン
1868年の神戸港開港以来、多くの西洋文化を受け入れてきた港町・神戸。コーヒー文化も早くから根付いてきたこの町で誕生し、約一世紀にわたってコーヒーの卸と焙煎加工を行ってきたのが「日米珈琲」です。 創業92年の老舗コーヒー問屋が挑戦する直営喫茶『ゴールデンカップ神戸』の関連画像
1932年創業の老舗ロースタリーにおける珈琲のプロとして技術にこだわり、ホテルやレストランなど全国1000以上のユーザーに業務用の本格コーヒーを卸してきた同社。新ブランドの直営喫茶店『ゴールデンカップ神戸』を神戸・元町にオープンしました。一体どんな喫茶なのか、探りましょう。
品質・焙煎・味に徹底的にこだわった『神戸珈琲職人』たちによる至福の一杯
店名にある「ゴールデンカップ」は、1954年に「日米珈琲」が設立した第一号商品の名前であり、創業者・笠森千五郎の直営1号店の店名でもあるという思い入れの強いもの。それを冠した『ゴールデンカップ神戸』のおすすめは、本社の焙煎室で煎り上げた特別なコーヒーの味が堪能できるブレンドです。 ほかにも、ストレートや季節ごとのスペシャルティなど、計10種以上のコーヒーを常時用意。ブレンドはサイフォン、ストレートはバリスタによるハンドドリップと、コーヒーに合わせた抽出方法で最高のおいしさを引き出します。 生豆鑑定やコーヒーインストラクターの資格を保持したスタッフたちが品質、焙煎、味にこだわった一杯は、歴史ある同社ならではの至福の味わいです。
ひと息つきながら心地よい時間が過ごせるレトロモダンな空間
おいしい一杯には、場所や雰囲気も大切。『ゴールデンカップ神戸』の店内は、真っ赤なソファやカウンターに並ぶコーヒーサイフォン、ヘリンボーンの床が懐かしさと温かみを演出します。純喫茶ならではの小さめの天板テーブルにレザー張りの赤い椅子、重厚感あるソファなど、レトロモダンな趣の中で落ち着いた時間が過ごせそうです。
シートはカウンター10席をはじめ、1人でも気軽に寛げる一人用ソファ席、広めのソファ席やカップルシート、テラス席など計70席が揃います。また、店内各席の足元には自由に使えるコンセントも設置。シーンに合わせた使い方ができます。