画像はイメージです（画像：写真AC）

　時代によって移り変わる価値観とともに、その時々によって名前の流行も異なります。しかし、生まれてきた子どもにつける名前には、いつの時代も変わらず両親のさまざまな願いや思いが込められているものですよね。 【画像：ランキング29位～1位を見る】 　雑誌『たまごクラブ』『ひよこクラブ』をはじめとした多様なサービスで、妊娠・出産・育児をサポートするベネッセコーポレーションのブランド「たまひよ」では、2024年1月～9月に生まれた新生児を対象に、人気の名前についての調査を実施。その結果を「2024年赤ちゃんの名前ランキング」として発表しました。 　今回はその中から「女の子の名前全体ランキング」を紹介します。最近ではどのような名づけの傾向が見られたのでしょうか。結果を見ていきましょう！ （出典元：たまひよ｜2024年赤ちゃんの名前ランキング）

●第2位：陽葵（ひまり）

　第2位は「陽葵（ひまり）」でした。「たまひよ」による同ランキングでは2023年まで8年連続で1位となった人気の名前。「ひまり」のほか、「ひなた」という読み方ができるなど、ジェンダーレスな名前としても注目されています。 　太陽の「陽」と、ひまわり（向日葵）の「葵」を組み合わせた「陽葵」には、「太陽のような温かい心を持ってほしい」や「太陽を向いて育つひまわりのように前向きな子に育ってほしい」といった願いが込められているのかもしれませんね。

●第1位：凛（りん）

　第1位は「凛（りん）」でした。2005年から実施されている「たまひよ」の同ランキングにおいて、常にTOP10入りしてきた名前で、長きにわたって人気を誇っています。 　もともとは寒さで空気がひきしまっている様子を表す字で、そこから転じて「心がひきしまる」や「りりしい」という意味を含むようになったようです。「凛とした」という言葉の通り、「芯の強い頼もしい子になってほしい」などの願いが込められているのかもしれません。