小池都知事が定例会見12月25日(全文3完)テレワークさらに定着させたい
テレワークの取り組み強化の考えは?
日本経済新聞:日本経済新聞、亀です。今日、午前中の経営者団体とのテレカンの中でテレワークの推進というお話も出たと思うんですが、国交省とかのデータを見ても、私などの公共交通機関を使っている肌感覚からしても、やっぱりまたテレワークってどんどん後退していっているなっていう気がするんですが、今こそこのテレワークっていうのも重要性、見直すべきだと思うんですけど、1月、2月に向けて何か取り組みを強化されるお考えはございますでしょうか。 小池:おっしゃるとおり、一時期テレワークはもう徹底されて、これまでにない進捗状況を見せておりましたが、若干戻っているというさまざまな調査なども目にするところです。今日あらためて経営者団体の皆さま方にもテレワーク、そして時差出勤などをお願いしたところであります。また、多摩地域を含む商工会連合会のほうからもお話がありましたけれども、多摩地域っていうのはサテライトオフィスをつくるのに一番絶好の環境にあります。そういったことも、これからテレワークを充実させるという意味で大きな、これからもそのタイミングを図っていきたい、また、そういった流れを確実にしたいと考えています。 と同時に、テレワークをやりますと宣言した企業についてはアワードを設けております。それらの、普通の会社がテレワーク入れたなどという、そういった、それによってこんなに変わりましたとか、この会社だったらテレワークやって当たり前だよなというだけじゃなくて、こういった企業でテレワーク始めてこんな変化がありましたなどといったような、いい例をご紹介する。また、テレワークを導入するに当たってのさまざまなサポート、ハードとソフト、そしてさらにテレワークのやり方などをアドバイスする人、派遣をするセミナーを開く、こういった形でテレワークはさらに来年、大きく定着をさせるように進めていきたいと思います。
コロナに背中を押された部分がある
これは、ある意味コロナに背中を押された部分ありますけれども、これまで進めるべき政策でございましたし、ここでこそ定着させることが働き方改革に結局つながってくるということでございますので、それらも含めてデジタルサービス局も、そういうお手伝いもできるようになるというふうに考えております。東京都はハイブリッド都市を目指したいと考えます。それはリアルで働く場と、そしてオンラインで働く場と、両方が兼ね備えてあるということが東京のこれからのDXの姿になるかというふうに考えております。 司会:本日の記者会見は終了いたしました。繰り返し申し上げます。記者会見は終了しております。本日の記者会見は終了いたしました。ご協力ありがとうございました。 記者:来年は指してくださいよ。 (完)【書き起こし】小池都知事が定例会見12月25日