小池都知事が定例会見12月25日(全文3完)テレワークさらに定着させたい
自粛要請の再延長・解除の判断基準は
東京新聞:東京新聞の小倉です。よろしくお願いします。コロナ対策で伺います。東京都では1月の11日まで外出の自粛と時短の要請を延長していますけれども、まだ感染が広がっていまして、先ほど知事から自粛疲れっていうお話もありましたけれども、都民にとって先の展望が見えない状況が続いていると思います。一連の要請について、感染状況がどうなれば再延長するのか、または解除できるのか、その判断をどうお考えでしょうか。例えば重症者数なり病床数なりの数値が幾つぐらいになったらなど、都民にとって分かりやすいメッセージ、目安にもなると思いますので、お聞かせください。 小池:1月11日まで、ちょうどGo To キャンペーン、トラベルのほうですね。それを止めているのが、停止の時期が、一時停止が1月11日でございます。それから営業時間の短縮、こちらのほうも1月11日ということで合っております。その時期というのは、今日が二十何日? 25日でありますので、ちょうど1月11日というと、まさしく年末年始の行動がどうであったかという数字が徐々に表れてくる、そういうタイミングになってまいります。だからこそ今年の年末年始は「家族でSTAY HOME」、感染しない、感染させない、これを徹底していただくということを申し上げているわけでございます。外出の自粛、忘年会、新年会の自粛、これはすなわち1月11日ぐらいのこの時期にどういう数字が上がってくるのか、それを皆さんで抑えていきましょうということを申し上げているところでございます。 どのようなタイミング、どのような状況になればということについては、また専門家の先生方、モニタリング会議などをベースに分析をお願いして、そこで判断することになろうかと思いますが、いずれにしてもこの間が重要であるということは、もう何度も申し上げますけれども、皆さま方のご協力をお願い申し上げます。
年末年始に向けた新たな対策は
TOKYO MX:TOKYO MXテレビの相模と申します。コロナ対策について伺います。きのうのモニタリング会議の総括コメントで、最大限の感染拡大防止策を直ちに実行しなければならないとあったんですけれども、今の都の対策として、この最大限の感染拡大防止策が取られているというふうに考えていらっしゃるでしょうか。それとも、年内、年末年始に向けて新たな対策、何か検討されているところありましたら教えてください。 小池:もうすでにお願いすべきことは全てしております。そしてお願いしかできないということが最大の問題でもあるから、もうこの特措法についての改正、これは医療従事者の方々がこの間も頑張っておられることを念頭にしながら、立法府である法律を作る、また改正をする、それを担っている議会、そして政府、しっかりと対応していただきたいと、こういうふうに思っております。お願いばかりでございますけれども、このような対応で皆さま方には、特別な年末年始になりますけれども、赤いランプがともっているという警報の状況であるということで、ぜひともご協力いただきたいと思っております。