日本最大級のピッチコンテスト「IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO」開催! 優勝賞金1,000万円を獲得したスタートアップは?<前編>
<BoostDraft>リーガル文書向けIDE
2021年に創業したBoostDraftは、ITエンジニアの発想で開発された法律文書エディタ「BoostDraft」を提供している。同ツールは法律家が本来の仕事に集中することを目的としており、AIが法的な判断を下すのではないという。 搭載している機能は、法律家が法的な判断を下すための条文や法令、定義語の参照先や定義をすぐに確認できたり、文章の体裁や条項の追加によるズレを瞬時に整えたり、定義がなされていない言葉を確認できたり、といった作業の効率化に貢献するものだ。 法律事務所やキッコーマンなどの大手企業の法務部などにも多く導入された実績があり、海外のクライアントとも取引があるとのこと。プレゼンテーションや公式ホームページではビジネスモデルに触れられていないが、創業1年目から一環して黒字と順調に推移しているという。
後編では7社のプレゼンと優勝企業をレポート
続く後編では、残り7社のプレゼンの様子と受賞企業について紹介したい。
文:小林香織