【更年期世代の美容】松本千登世さん「エイジングの悩みをモグラたたきのように潰していく考え方はやめた」
いくつもの化粧品や美容法を試し、取捨選択を繰り返してきたクウネル世代。その経験からたどり着いた、大人美容で大切なこととは?今回は、エディター、ライターの松本千登世さんに「きれいのために やめたこと、始めたこと。」を伺いました。 【画像一覧を見る】
悩み別にあれこれ使う足し算美容を卒業しました。
「エイジングはもちろん気になりますが、 出てきた悩みをモグラたたきのように潰していく考え方はやめました。なぜなら、一発逆転は狙えないことはもうわかっているから。いまや集中ケアをがんばることもしないし、美白もシワのケアもして、と美容液をどんどん足すような使い方もしなくなりました」と松本さん。 特に今年の秋は高機能のエイジングケアが登場していて、「そういう化粧品を信じてライン使いするほうがいい」と話 します。 「ラインで使うほうが、チームとしてテクスチャーや効かせ方も計算されているから満足感が高いんです。話題のコスメもそれ自体は素晴らしいけれど、 単に組み合わせても〝エースを揃えたチームが勝てない〟みたいなこともあるし、 大人の肌は印象が決め手。シワやシミがあっても、明るさやハリがあって元気に見えて、自分がこの肌が好き、と思えたら最強。その選択肢として少し上質なものをライン使いするのはアリ。この先も信じて使い続けていくと思います」
お話を伺った方
松本千登世/まつもと・ちとせ エディター・ライター 多くの美容記事、インタビュー記事、エッセイなどを手がける敏腕エディター。自ら出版社を立ち上げ、初の絵本『ピンクのカラス』(BOOK212)を出版
『クウネル』2024年11月号掲載 写真/加藤新作、 取材・文 /矢沢美香
クウネル・サロン