ハウスメーカーの家に住んで4年、今からやり直したい残念なこと3つ
0.5畳の土間収納。もっと広くすればよかった
「屋外で使うけど、屋内に置いておきたいもの」を収納できる、便利な土間収納。筆者宅も玄関に、0.5畳の土間収納をつくりました。ここにはベビーカーやゴルフバッグなどを収納しています。 4年住んでの感想は、「土間収納は最優先で広くしておくべきだった」ということ。筆者宅の土間収納は横幅80×奥行き80cm。本当は子ども用の折りたたみ3輪車も入れたいのですが、今の広さだと到底入らず、仕方なく近くの義実家で預かってもらっています。せめて1畳の広さがあればよかったのに…。 ちなみに土間収納の向かいには、0.4畳ほどのシューズクロークがあります。 シューズクロークをやめて、そのぶん土間収納を広くとり、土間収納の壁一面に靴収納をつくるなどの工夫をすれば、土間収納をもう少し広げられたかも。後悔は尽きません。
使わないのに維持費はかかるバルコニーは不要だった
2階の洋室の外にあるバルコニーについても、後悔しています。家づくり当初は、バルコニーのある生活に胸を膨らませました。布団を干したり、冬にはイルミネーションを飾ったりするのだろうと。 しかし実際には、バルコニーをまったく使わない生活を送っています。布団は布団乾燥機があれば十分。イルミネーションも、仕事や子育てに追われてやらずじまい。 バルコニーが必要となる場面がないのと、2階洋室の外というアクセスしづらい場所にあることから、今では掃除のとき以外は、ほとんどバルコニーに出ません。 さらに残念なことにバルコニーは、メンテナンス費用がかかります。ハウスメーカーの資料によると、その額、10年目で5万円、20年目で25万円。使っていないうえにお金までかかる状況には、後悔しかありません。 家づくりの打合せ中は、新居の生活をイメージできず、理想だけが先行してしまうことも。だからこそ、ちょっと立ち止まって「本当にこの間取りは必要か?」「この設備は使うのか?」と考えたいもの。後悔のない家づくりになると思います。
泉しゅん