腫瘍あった犬は半年後に…病気で“飼育放棄”されるペット 増える殺処分「物としてみている」怒る保護団体
別の女性の声: 「寝ただけだよね、エマ。エマ。嘘だよね。」 「待って、エマちゃん。」 エマは、塚本さんの腕の中で旅立ちました。 塚本さん: 「最後、絶対痛かっただろうし苦しかっただろうし。それなのに本当に頑張った。飼い主の人を待っていたんだろうと思って。置いて行かれて、待っていたのかなと思うと、可哀そうね、エマが。家族じゃないんでしょうね、その人たちにとって。ぬいぐるみのようにモノとして見ていて、病気にもならないって思っていて、そういう姿になったときに『あぁじゃあいらない』『こんなはずじゃなかった』『お金なんかかけられない』と」
ペットショップで目にする、愛らしい子犬や子猫。その子たちはいずれ年老いて、病気になることもあると塚本さんは話します。
塚本さん: 「子供が病気になったら絶対に連れて行きますよね、病院に。それが犬だからいいって。愛情がなかったんだよね、愛情があればそんなことはできないし、最期まで見ようと思うし、年を老いても、病気になっても」 すべての犬や猫が、家族に見守られながらその命を終えることができるように。塚本さんの切なる願いです。 2024年10月2日放送