自転車の「サドル」が「盗難」された…! サドルだけを盗んで一体どうなるの?
自転車を盗まれて困ったことがある方は少なくないでしょう。中には「自転車のサドルのみ」盗まれた経験がある方もいるかもしれません。一体なぜ犯人は自転車のサドルだけを盗んだのでしょうか。 今回は、自転車のサドルだけが盗まれる理由や、盗まれた場合の対処法、サドル盗難防止のための対策などをご紹介します。普段から自転車を利用することが多い方は特に、いざというときのために確認しておきましょう。 ▼ハンズフリー通話での運転は「違反」になる? ペナルティが発生する場合についても解説
犯人はなぜ自転車のサドルだけ盗むのか
自転車のサドルのみが盗まれた場合、その理由としておもに以下のようなことが考えられます。 ●転売目的 ●自分のサドルとの交換を目的とした盗難 ●いたずら目的 ●変質者による盗難 自転車のサドルは、特に高価なモデルやブランドの場合、中古品として需要があるようです。そのため、ネットオークションやフリマアプリなどでの転売を目的として、盗難される可能性があります。 仮にブランド品などではなく普通の自転車のサドルが盗まれた場合には、いたずら目的や犯人が自分の自転車のサドルと取り替えて使うために盗まれたと考えるのが妥当でしょう。 また、過去に女性のサドルのみを狙い盗んだ男が逮捕されるという事件が起きたり、集合住宅の駐輪場で複数のサドルが盗まれたりした事例もあるため、日頃から警戒する必要があります。
自転車のサドルのみが盗まれたときの対処法
自転車のサドルのみが盗まれたときには、警察に被害届を出すとよいでしょう。ただし、サドルのみ盗難された場合、犯人の特定は難しいようです。一般的に、自転車は防犯登録が義務付けられているため、本体が盗まれた場合には見つかる可能性があります。しかし、サドル単体には特に防犯登録などもされていないため、見つかる可能性は低いとされているのです。 それでも、被害届を出しておくことで盗難された場所周辺の警備強化を促し、今後の再犯率を下げることにもつながる場合があります。 また、サドルに自分自身のものと特定できるような目印や名前などをつけていた場合、犯人が後に見つかった際に損害賠償請求できる可能性もあるでしょう。