ミズノ、天然皮革のドライビングシューズ 歩行・運転サポート機能搭載
ミズノは、ソールにクルマの運転操作サポート機能を搭載し、アッパーに天然皮革を初採用したドライビングシューズ「BARECLUTCH L(ベアクラッチ エル)」を、12月20日に発売する。価格はオープンで、ミズノ公式オンラインでの販売価格は19,800円。 【この記事に関する別の画像を見る】 ミズノは2022年9月に、「ベアクラッチ」を発売してドライビングシューズ市場に参入。初年度年間販売目標数を6,000足としていたが、約4カ月で達成した。また、ベアクラッチを通じて、より快適なクルマの運転ニーズに一定の需要が確認できたとともに、カジュアル感よりも高級感を求める声があることもわかったという。ベアクラッチ エルでそういった要望に応える。 ベアクラッチ エルは、従来品と同様に自動車メーカーと共同開発したソールを採用。クルマの運転時に求められる快適なペダル操作性、日常履きに求められるクッション性などを特徴としている。加えて、上質な天然皮革をアッパー素材に採用することで高級感ある仕上がりとした。 また、アッパーは足になじみやすく足全体をやさしく包み込むような設計を採用。つま先には先飾りデザインをパーツ採用し、ペダル踏み込み時のシューズの変形やねじれの抑制に配慮した形状にしている。これらにより、運転時の足へのフィット感が高まるという。 従来のドライビングシューズに見られる薄く硬いソールは、歩行などの日常的な使用が難しいという課題があった。これに対し、ベアクラッチ エルのソール部には、クッション性を確保しながら、トレーニングシューズ開発で培った情報伝達技術を活用した足裏の感度を高める「MIZUNO COB」を採用している。 足裏と接するミッドソールの上面にアウトソールの凹凸と連動する凹凸構造を配し、アウトソールから得られる感触をより正確に足裏へ伝える。日常履きに使える快適さを持ちながら、運転時にはダイレクトなペダルフィールを提供するとしている。 アウトソールには、床面への足の接地を安定させる「ラウンドソール」を採用。アウトソールのかかと部分に丸みを持たせアッパーの側面部、後方部まで巻き上げることで床面との接地面積を増やしている。かかと部分を軸に足を前後左右に動かしやすく、安定したペダル踏み込み操作とスムーズな踏みかえ操作に繋がる。 カラーは、ブラック、ドレスネイビー、レッドの3色展開。サイズは24.5~28.0cm(EE)。質量は約260g(26.0cm片方)。
Impress Watch,加藤綾