「夏場の撮影中に倒れてしまって…」母になった元ビーチバレー選手・坂口佳穂(28歳)の現在…アスリート夫婦が「産後、寝室は完全に分けた」理由
今年2月に長女を出産した元ビーチバレー選手の坂口佳穂さん(28歳)。現在はピラティスのインストラクターとして活動しながら、プロラグビー選手の夫とともに育児に励んでいる。NumberWebインタビュー初回では、出産秘話やアスリート夫婦の関係性について聞いた。《全3回》大学時代からプロのビーチバレー選手として国内外を転戦し、東京五輪出場を目指してきた坂口佳穗さん。東京五輪予選後のシーズンで現役を引退し、その後25歳で結婚、27歳で第一子を出産した。「結婚」については、現役を続けながら結婚生活を送ることが実は「憧れ」だったと振り返る。 【写真】ビーチでプレーする坂口佳穂さんの現役時代に、プールで撮影したグラビア写真。今年出産した長女&夫との幸せいっぱいの家族写真も。“新ビーチの妖精”と呼ばれた坂口さんの過去と現在を写真で見る。 ◆◆◆ ――7年という競技生活を経て20代半ばで引退されました。現役時代から結婚、出産について考えていたのでしょうか? 坂口佳穂さん(以下、坂口) 日本では20代で結婚生活を送りながら現役を続けている女性アスリートがいないと思っていたので、タイミングがあれば現役中に結婚はいつでも、と思っていました。海外の選手を見ていて憧れもありましたし、出産については、姪っ子が本当に可愛くて子どもは早くほしいと思う半面、授かりものですから。ぼんやりと30歳までには授かれたら、と思っていました。でも、ちょうど結婚したいタイミングで現役引退を決めたので、憧れで終わっちゃいましたね。 ――初めてのマタニティライフはいかがでしたか? 産休に入られるまでのスポーツキャスターとしてのお仕事と両立も含め、充実されていたのでは? 坂口 はい。引退後、関西のゴルフ番組の進行役を月1回やらせてもらいました。その中で妊娠がわかり、つわりの時期と重なって毎日何も食べられない二日酔いみたいな状態が続いていました。自分では元気だと思っていたんですけど、身体に負担がかかっていたみたいで夏場に撮影があったとき、ふらついて倒れてしまって……。スタッフの方に心配をおかけして迷惑をかけてしまいました。本当は出産ギリギリまでお仕事をしたかったんですけど、3カ月ほどで交代することになりました。すごく楽しい現場でスタッフさんが優しくして下さったので、すごく申し訳なかったです。でも、皆さんの優しさを力に変えて元気な子を産もう、と改めて思いました。
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