サイゼリヤ、個人情報6万件流出か
外食大手サイゼリヤは12月10日、同社のサーバーへの不正アクセスにより、個人情報の一部が漏えいしたと発表した。
外食大手サイゼリヤは12月10日、同社のサーバーへの不正アクセスにより、個人情報の一部が漏えいしたと発表した。 取引先や従業員など約6万1000件の情報が流出した可能性 流出件数は、取引先企業の関係者(約2200件)のほか、従業員、元従業員およびその家族(約5万9000件)など計約6万1000件。店舗利用客の個人情報の漏えいはない。 ■漏えいが発生、または発生したおそれがある個人情報 ・取引先企業ほか関係者に関する情報(氏名/住所/メールアドレス/電話番号等)2234 件 ・従業員、元従業員及びその家族に関する情報(氏名/住所/生年月日/メールアドレス/電話番号等)5万8853 件 ■不正利用の報告 ・なし(12月10日現在) 原因について同社は、10月5日以降に発生したランサムウェア攻撃により、一部サーバーがマルウェアに感染。第三者が不正アクセスできる状態となっていた可能性があるとしている。 本件を受け、サイゼリヤは個人情報保護委員会への報告および警察への相談を実施。引き続き、外部のセキュリティ対策企業と協力して調査、対策を進める方針だ。 文● @sumire_kon