ソト、最大1206億円のメガ契約 2029年オフに再びFA市場に?…詳細判明に米騒然
2029年オフに球団はオプション行使の選択権あり
メッツは11日(日本時間12日)、ヤンキースからFAとなっていたフアン・ソト外野手と15年総額7億6500万ドル(約1166億円)で契約を結んだと発表した。昨年12月に大谷翔平がドジャースと結んだ10年7億ドル(当時1014億円)を超え、プロスポーツ史上最高額を更新した。さらに契約金は7500万ドル(約114億円)にのぼり、公開された契約内容に米ファンも「クレイジー」と騒然としている。 【動画】ソトが大谷翔平を挑発 試合で見せるまさかの光景 ワールドシリーズ中に26歳を迎えたソトは、2018年に19歳の若さでナショナルズでメジャーデビュー。2020年には打率.351で首位打者を獲得した。パドレスからヤンキースへ移った今季は自己最多41本塁打を放ち、打率.288、109打点。出塁率.419、OPS.988をマーク。MVP投票では3位に入った。通算打率.285、201本塁打、592打点、出塁率.421、OPS.953。 ソトとメッツの契約合意は9日(同10日)に報じられたが、この日に身体検査をパスしたことで正式に発表された。米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者が最初に伝え、さらにソトの契約の詳細も明かした。 契約金は7500万ドル(約114億円)で、2025~2026年が年俸4687万5000ドル(約71億4000万円)、2027年は年俸4250万ドル(約64億7700万円)、2028~2029年が年俸4687万5000ドル、2030~2039年が年俸4600万ドル(約70億円)になるという。また、2030年以降は年俸を400万ドル(約6億1000万円)増額の球団オプションがあり、もし球団が拒否すれば、選手は2029年後にオプトアウト可能だという。 メッツがオプションを行使すれば、契約は最大8億500万ドル(約1207億円)まで膨れ上がる計算になる。アワードボーナスも付帯されており、例えばMVPを獲得すると、初受賞で50万ドル(約7600万円)、2位で35万ドル(約5300万円)、3位~5位で15万ドル(約2300万円)。その後(2度目のMVP以降)は100万ドル(約1億5200万円)となる。その他にも、本拠地のプレミアムシート4席、ソトと家族の為に本拠地と遠征の両方で警備、全球団のトレード拒否権なども含まれている。 公開された契約詳細に米も衝撃。「契約金7500万ドルはクレイジー」「ワーオ」「ビューティフル」「オプトアウトが明らかになった」「2029年オフにソトはドジャースの一員になるかもしれない」などとコメントが寄せられた。
Full-Count編集部