今年の外食シーンを賑わしたのは? 2024年トレンドグルメ総ざらい!
同じく大阪の「月盗」はだし巻きの中に卵黄を閉じ込めた独自のスタイル。中からトロッとこぼれる卵黄は動画映えバッチリ。 京都の「京都離宮 おだしとだしまき」は車でしか行けないような場所ながら、予約はなかなか取れない超人気店。だし巻きに使用する出汁は4種類の中から選ぶことができます。
自由が丘「BY THE WAY」や福岡「鉄板焼酒場いくら」などは鉄板で焼き上げるだし巻き。鉄板の上でくるくるとだし巻きが巻かれていく動画は思わず見ちゃいますよね。
14位:あの味を受け継いで「老舗の復活・継承」
どんな名店であれ時代の移り変わりとともに、後継者の不在や、店舗の老朽化、再開発、景気の影響などさまざまな理由で店の灯火が消えることがあります。最近も大好きな築地の名店「季節料理 魚竹」の閉店ニュースに胸を痛めています。 そんな中「あの味を守ろう」という、うれしい動きも。1973年から続いたくじら専門店「うずら」が昨年8月に復活しました。唯一無二のおいしさを誇る「はりはり鍋」はその時代から通うファンだけではなく、若い世代からも支持されています。
50年以上にわたり愛されてきた恵比寿「コルシカ」は2021年に閉店してから2年半の時を経て、今年の2月に同じ場所で復活しました。味を引き継いだのは「コルシカ」で働いていた北村 新氏。懐かしの味がまた食べられるとあって、連日満席の大盛況です。3月にオープンした麻布十番「trattoria GALLIANO」も「コルシカ」で10年修業した川端 京太氏が「ボンゴレ」などを提供します。
3月虎ノ門にオープンした「すき焼き あさい」は復活店ではありませんが、卵の形状において、女将が以前勤めていた星つきすき焼き店、赤坂「よしはし」のスタイルを継承したお店。客の目の前で箸だけで卵白をメレンゲ状に泡立て、軽い口当たりに仕上げるのは熟練の技です。
13位:焼きたて「焼き菓子」&お家でも「スコーン」
昨年のトレンド記事で3位にランクインした「焼き菓子」ですが、今年もその勢いは止まりません。中でもやはり「フィナンシェ」人気は根強く、「ポアール・ル・ボン・ブール 北新地本通」「LENOTRE 東京」などを取材しました。 『バターじゅわっと最高の手土産♡ スイーツ専門家が選ぶ、焼きたてフィナンシェのおいしい店』の記事も人気でした。