佳子さまは「皇室を出たい」が本音? 秋篠宮さまは女性皇族問題めぐり宮内庁に異例の「苦言」
《該当する皇族は生身の人間なわけで、その人たちがそれによってどういう状況になるのか》 【写真】佳子さま「皇室脱出計画」とその反動を占う…狙っているのは結婚ではなく“正面突破”か 先月30日、59歳のお誕生日を迎えられた秋篠宮さま。記者会見での異例のご発言が波紋を呼んでいる。皇族数確保を巡る与野党協議で、女性皇族が結婚後も皇室に残る案についておおむね賛同が得られたとされている。だが、秋篠宮さまは、皇室システムの制度については関与されないものの、宮内庁にこう注文をつけられたのだった。 《そういう人たちを生活や仕事の面でサポートする宮内庁のしかるべき人たちは、その人たちがどういう考えを持っているかということを理解しておく必要があるのではないか》 これを受けて、宮内庁の西村泰彦長官は12日、定例記者会見でこう発言している。 《殿下のおっしゃったことはまさにそのとおりで、宮内庁の職員として心しておかなければいけないことだと思う。十分お話を伺う機会はなかったと反省している》 皇族数の減少と公的活動の見直しは、皇室の喫緊の課題であったが、解決策が見い出されないまま、女性皇族の結婚後の皇室残留だけが独り歩きしようとしている。現在、未婚の女性皇族としてこれに該当する佳子さまや愛子さまのお考えなどに配慮されているとは言い難い状況だ。 ■親子間の会話もあまりないご様子で… 「制度改正が進められようとする中で一番戸惑われているのが、今月29日に30歳になられ、今後、ご結婚される可能性が最も高い佳子さまではないでしょうか」(宮内庁担当記者) 佳子さまは、小室圭さんとの結婚でひと足先に一般人となられた姉の眞子さんとお考えが近いと言われている。 「異国で生活されている眞子さんと連絡をとられ、生活ぶりなどをお聞きになっているはずです。眞子さん同様、以前から早く皇室から出たいという思いを持たれていると言われてきました。一方で、秋篠宮邸と分室で離れて暮らされているためか、秋篠宮さまは佳子さまと『時々会う機会があります』と、頻繁に話し合いをされている様子は見られません。皇室の将来にかかわることなので、佳子さまは、眞子さんのように皇室を出られる状況でないことを十分ご認識されているはずです。ここ最近、結婚相手についての報道がパタリとなくなっていますが、ご自身の一存で判断しかねる問題だけに、それだけ悩ましいものがあります」(皇室ジャーナリスト) 佳子さまは将来設計が立てづらい状況に直面されている。 ◇ ◇ ◇ 進学先が決まられた弟・悠仁さまについて、●関連記事【もっと読む】『悠仁さま筑波大進学は“東大反対勢”を黙らせられるか「脱・学習院と異例推薦」に求められる宮内庁の説明』…で報じている。